丸ノ内線雑感 

yose2005-04-05


仕事の中身はどうあれ、自己の責任を明確にしその範囲で百点満点を取り続けている人は職業人として尊敬に価する。
それに引きかえ自分は、自己の責任範囲を明確にする努力と能力とに欠け、したがって他人の「印象」でもって拡大規定されてしまった職務の範囲の中で五十点も取れていないのが現状である。もっとも職務の内容について、百点の彼らのはほぼ受け身のものであるに過ぎないのに比べて、自分のそれは非常に問題解決的かつクリエイティブで上流にあって日々胃をキリキリ痛めつつこなしており、その差は果てしなく大きい!と世界のすみっこから叫びたいけれど。
私と利害を共にする上司は「五十点でいい。責任は俺が取るから、どんどんこなせよ」と言うのだが、その取りこぼした半分によって空費されるであろうカネ、時間、人的リソース及びやはり自分に注がれるであろう何ともモノ言いたげな視線とに、気の小さい私は耐えられそうにない。だから、逃げてる。
本当に、つまらん、半端なヤツだ>私。能力次第では、これ以上のチャンスはなかろうにね。