似通ってない?
・・・あぁ・・・この10日余りの間に
いろんなことがあったなぁ・・・
さて、0730の文章にケリをつけてしまわないと。
私が感じている苛立ちを解析する手掛かりになるような資料を発見。
赤ちゃんの名前大研究(平成9年度・上越市)
http://www.jjp.co.jp/special/namae.html
新潟県上越市の人口は約13万5千人(平成14年8月現在)。
サンプルとしては若干ローカル色が強いような気がするが
まぁ、良かろう。
最近の命名は名前の「末尾」が特徴的である。
男児は末尾が「キ(例:大輝)」「ヤ(智也)」「タ(翔太)」で全体の36%、
女児は末尾が「カ(優花)」「ナ(玲奈)」「ミ(七海)」で実に42%を占める。
女児で8割のシェアを誇った「コ(子)」は9%まで低下し、
男児の「オ(雄、夫、男)」は消えた。
多様化しているとは言っても、伝統的・保守的な響きのオ母音・エ母音から
ライトな感じのア母音・イ母音へ移行したに過ぎない。
命名はかつてあった不文律から解き放たれ自由に行われているように見えるが、
その実、親たちの軽薄短小を良しとするマインドと限られた語彙とによって
結局、似通ってきてしまってるんじゃないの?と声を大にして言いたい。
私達が生まれてから新しい世紀にかけて、この社会に多々存在した
しょーもない約束事から徐々に開放され幾分か住みやすくなって
きているはずなのに、新しい世代はそこに生まれた「余白」を
縦横無尽に活用しきれているだろうか?
うっすーい黄色だかピンクだかで、無意味なモザイクを形成してる場合じゃない。
原色で塗りつぶしてみたら?それこそキャンバス全体に波及するような勢いで。