ものさし


「私立探偵 濱マイク」が大不振だそうです。私はNewsStationを見ながら


裏で欠かさずエアチェックしております。スマ無視。


先鋭的なものは受け入れられ難いことの一例?



で、昨日の続き。


1本目のものさし「レコーディング(Re)」について。


媒体への記録は、音楽を頒布するには欠かせない。


これ逆に考えると、(Re)においては不特定多数の聴衆が


常に意識されているわけであって、「よそいき」の音楽が展開されることが多い。


リテイクを繰り返して、楽曲として全く破綻のない状態であることはもちろん、


フェイクやアドリブの部分までパシっと決まった「耳に優しい」状態で


世に送り出される。(Re)の最中や事後の編集・調整も自由自在。


よーするにリスクが小さいのだ。ムラのある発音体でも


高品質の演奏を完遂することが可能。





2本目のものさし、「ライブ(Li)」は全く異なる基準を持つ。


演奏は一発勝負で、かつ聴衆が目の前にいることからより直接的な


「煽る」表現となり易い。演奏を取り巻く演出も重要さを増してくる。


(Re)に比べるとリスクが高く、技術的に成熟していることが求められるといえよー。


あと、MCなどという別のスキルが必要とされる場合もある。


余談だが、デビュー後しばらく(Li)はおろかメディアに全く露出しなかった


大黒摩季は、初ライブ前のリハで


「の、のってるかーい?」と
MCを練習した
らしいが。


んー、以下次号。