雑感

売国サヨクが国を滅ぼす」「右傾化=危険な軍国主義を憂う」みたいな対立に、もやもやしたものを感じる。
手の届く範囲のことにいろいろ考えをめぐらすうち、いわゆる「保守」のスタンスに一定以上の合理性、優位性があると感じざるを得ないと思っているのだけれども、ただ一つ馴染めないのが国のかたち「国体」の議論。ここに変化を加えようとする動きに即「国を滅ぼそうとしている!」という思考停止っぽい批判を浴びせる向きにはどうにも首肯致しかねる。まあミギの人には読んで字の如くで、仕方がないことなのだろうが。
例えば僕にとってのこの国の姿とは、お箸とお碗の乗った食卓を家族で囲めることなのであって、それを守るのに正しくかつ理にかなった道を歩んで行きたい、と願うばかりなのだけれど。