ぶっ壊れる自民党、訪れる危惧

郵政民営化関連法案が参院で否決の公算大。ここ一番で仕事ができない政党にもう用はない。小泉総理登場時の公約通り、自民党はここでぶっ壊れるべきである。
この問題における政・財・官・労の主要なプレーヤーの行動を見ると、財は民営化歓迎で一致、一見して利害の対立しそうな官・労は民営化阻止でスクラムを組んだ。唯一、政治(=自民党)のみが歩調を揃えることができず、事を成し得ないばかりか、解散→下野によってその行く末すら怪しくしている。選挙となれば最後のプレーヤー「民」の数少ない出番だが、政治と同様の意志薄弱なモザイク模様なら存在感を示すことは結局ないだろう。
正直、こんな具合では、この国は相当「危ない」のではないかと思う。