古田のスネに傷はあるか

アンフェアな行為に対し、責任を取ることは当然のことと思いますが、この大切な時期に、球界のオピニオンリーダーが突如不在となることにより、球界再編のビジョンや責任の所在が不明確なまま事態が進むことは決してあってはなりません。

まあ当然ですが、この事態を手放しで歓迎してはいないですね。
プロ野球選手会会長、ヤクルトの古田敦也選手は平成元年(1989年)のドラフト2位。当時の所属は、一場靖弘くんと違って社会人野球のトヨタ自動車。この年のドラフトは逆指名なしの完全くじ引き決着だから、カネの介入できる部分はあまりなかったかも知れない。野茂なんて8球団が重複しているし。
http://pospelove.com/h1.htm
しっかしまぁ、この年のドライチ君たちはキラ星のようだ。大森剛(巨)佐々岡真司(広)与田剛(中)西村龍次(ヤ)葛西稔(神)佐々木主浩(洋)野茂英雄(近)佐藤和弘(オ)潮崎哲也(西)元木大介(ダ→入団拒否)酒井光次郎(日)小宮山悟(ロ)。1位以外でも古田に新庄、前田智徳石井浩郎岩本勉もこの年ですか...
元木獲得に2年かかり、平成4年の4球団競合による松井秀喜獲得を経て、平成5年(1993年)の逆指名制度のごーいんな導入、契約金の青天井化へ繋がる、と。巨人による日本プロ野球崩壊劇の序章も、バブル前後のこの頃ですかね。