ナベツネ、肉を切らせた?

会見した滝鼻氏によると、昨年12月末から今年7月上旬にかけて数回にわたり、球団の吉田孝司編成部長が食事代、交通費、小遣いなどの名目で合計約200万円を渡した。

外部からの情報とか言ってるが、指摘する方も数百万円だかの小ネタをわざわざ選ぶ理由がない。*1この辞任・解任劇はいくらなんでも不自然すぎる。
今生き残ってる選手には、何千万とか何億とかもらって今の球団に入ったヒトが大勢いるだろう。せっかくスト権まで確立したプロ野球選手会(なかんずく、それに同調してしまった巨人選手会の面々*2)だが、これにてめでたく、死に体。と考えると、何か見えてくるような気もする。
この偽装(?)リーク、捨て身の度合いが高すぎてお世辞にも巧みとは言い難いが*3、各球団経営悪化の責任のかなりの部分が選手の側にもあることをも効果的に知らしめることのできる、まったく恐ろしい逆転の一手を仕掛けたもの、なのだろうか。少なくともこれで選手+世論に傾いていた流れをイーブンのこう着状態まで引き戻した。

*1:なにも現在進行中のネタを追わんでも、去年までのドラフト名簿持ってあちこち聞いてまわったらええやん。

*2:とりわけ、父親の20億とも言われる借金をごにょごにょで逆指名先をヤクルト→巨人に変えざるを得なかった高橋由伸選手会長サマ

*3:新オーナーが「慣例化していたことはないと聞いている」なんてコメントしているが、こんなんで逃げられると本気で考えているのだろうか。甘い、と言うかこの点もかえって不気味。