「頑張らない生き方」を認める社会

日本の若者 20%が無職状態

慶応大学の樋口美雄教授は、「企業の求人が付加価値の高い仕事とアルバイトのような仕事に二極化しており、多くの若者が入口で閉め出されている。このままだと社会の活力も失われることになり、若者の雇用機会をどう作るかは緊急の課題だ」と話しています。
収入は高くないけれどもあまりストレスフルでなく、ダラダラ残業せずに済むような仕事がたくさんあればこの国の人達のココロはもっと豊かになれるのに。例えば「男性・一般職」という選択肢がその存在すら許されないのは何故なのだろうか。
企業は大胆に賃金カット・時短してその分雇用を創出すべき。それには社会保険・福利厚生といった属人固定な費用を削減する政府の取り組みはもちろん「給料減っても、まぁ空いた時間で好きなことできるからいいや」という「頑張らない生き方」を(本人でなく周囲が)認める空気を社会全体に醸成する必要がある。