安易な人選、と片付けられない(かも)

中畑清杉村太蔵氏を擁立 たちあがれ日本
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050901000517.html

この国の不幸のひとつに政治および政治家の不充実があるが、その原因の最たるものは国民の政治への関心の低さ、または関心の持ち様の低次元さであると思う。これをブレイクスルーする方法として知名度があり主張の比較的はっきりとした人物に力を与え行動させることがあって、日本の政治がそれなりに力を発揮できた時代には大抵そういうリーダーが出現していた。
熱望していた「平沼新党」がこういう人選をしたことについて、ネトウヨと揶揄されがちな人達からは失望の声もあがっているようだが、上記の観点から考えれば中畑氏も杉村氏も十二分に次代のリーダー候補だと私は思う。知名度もありメッセージの発信力も実証済み。何より二人ともまだ若い(56歳と30歳、だそうで)し。
特に杉村氏が本当に出馬するなら、どういう風に仕上がってくるのか個人的にとても興味がある。衆議院解散の日、議場の天井を見つめていた彼の姿は結構印象的で、あの時何を考えていたのか自分なりの言葉で語って欲しいし、それを是非聞いてみたい、と思っている。