東武東上線雑感

仕事とはチームで遂行するものである一方、仕事を司る存在である会社はチームでなく、実のところ、システムである。一線の社員からは会社がシステムであってチームではないことに苛立ちの声を聴かされることがあるが、経営者や株主の視点で俯瞰すればシステムでない会社に仕事というオペレーションを委ねることなどできよう筈もない。しかし仕事を押し進め無から有をも生じせしめようという情熱はまさにチームたる人と人とのあいだ、すなわち人間から萌え出ずるものであるから、全ての会社にはシステムをもってチームたらしめる創意工夫こそが求められているのである。