ほんとの雑感

自分は、気持ちの切り替えがあんまり上手くない。何かで失敗したことが10年近くアタマに引っかかってそれを思い出すたびに身もだえしたり、仕事が順調にいっていないと他のことに全く身が入らなくなったりする。後者の例は今まさに直面するところで、ご飯を食べるにもムスメと遊ぶにもいちいち「現実から目をそむける」という作業を経る必要があって難儀している。
会社組織において、本人の実力よりやや多目の仕事を与えるのは中長期的な能力伸長のための大事なセオリーであるが、反面本人が仕事を完遂できないリスクはそこに存在しているのであって、上司なり会社なりがそれを背負うことになる。自分が現実から逃避し続けることはまさにそのリスクを具現化することに他ならない。「自分には始めから無理だったんだよ」と言って逃げを打つこともできるけれど。