祝・発売!

合唱界に新しい風を吹き込む人気作曲家・信長貴富氏の新作。寺山修司の日常会話のような、あるいはちょっと妖しい戯れ歌のような、独特な言葉づかいの5つの詩を選び、基本をSONGとして、ビート感覚で、楽しく歌える合唱作品に仕立て上げられている。

人気絶頂・信長貴富の最新混声合唱作品です。
ヒット作「思い出すために」同様、寺山修司の詩をテキストととしていますが、 前作が孤独や愛憎がシリアスに表現された詩を集めたのに対して、本作品では、 日常会話のような、あるいはちょっと妖しい戯れ歌のような、独特な言葉づかい の5つの詩を選び、「修司の虚構世界にうたで遊んでみよう」というコンセプト で作曲されたそうです。お得意の(?)ビート感覚あふれる楽しい作品となってい ますので、若い人たちを中心にまた大きな支持を受けることでしょう。 初演は奇しくも修司の命日である5月4日に「合唱団LINC」(指揮 階堂孝)によっ て行われました。

初演(id:yose:20040504)*1から5ヶ月のスピード出版。好き嫌いはあるかも知れないが、取り組んだ人には必ず何らかの思いを残すであろう良作。売れて欲しい。

*1:ちなみにリンク先の写真は、カウボーイ・ポップ初演打ち上げの挨拶で「いや〜良かった、今日は良かった。本当に良かった。曲が。」とのたまわれる作曲者ご本人。宴会でしょっちゅう使ってるんだろうなあ、このつかみ。