天気予報の精度

天気予報、最近また当たらなくなってきてない?
私の小さい頃、天気予報といえばアテにはならないものの代名詞であった。しかし80年代中頃から90年代にかけて予報が的中する頻度が高くなり「ゲタ占いの方が当たる」などと蔑まれた過去を追いやったように感じていたのだが、最近は降水確率、週間・月間等の中長期予報、梅雨の雨量や夏季冬季の気温見通し等々から台風の進路予想に至るまで全く不正確で、以前のダメダメっぷりを取り戻したかのようだ。
この間、予報に必要である高度で総合的な科学技術については右肩上がりに進歩したのであろう。いったん向上した的中率はそのあたりを十分に伺わせるものがあるが、ここ10年ほどで温暖化等を原因とする世界的な異常気象がそのゲインを完全に打ち消すような勢いで進行したのだ...と仮定すると天気予報の一ユーザとしての自分の感覚とぴたり一致するのですが。さてどうなんでしょうね。